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これまでも マイクロフォーサーズをはじめ NEXやフジXシリーズなどミラーレス一眼で引き伸ばしレンズでの撮影を楽しむことが出来、
既に多くの人がその解像力の高い描写を楽しんで居られることと思います。
でも やっぱり焦点距離に応じた本来の画角で楽しんでみたい!特に豊富に出回っている50ミリの引き伸ばしレンズを!
...となると現状ではソニーα7かα7Rしかありません。
(マクロ専門、あるいは中望遠からなら 従来のデジタル一眼レフでも楽しむことは出来ます)
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↑ は旧タイプのELニッコール50ミリf2.8をBORGのヘリコイドチューブおよびマウントアダプターを介して米国からやって来た(?)α7に装着した例です。
最薄のヘリコイドチューブを使っています。
この組み合わせで無限遠からの撮影可能です。

50ミリの引き伸ばしレンズを「標準レンズ」として無限遠からの一般撮影に使うことをα7/α7Rが可能にしました。

そもそも平面であるネガを 同じく平面である印画紙に焼き付けるための引き伸ばしレンズを撮影に使って、何かいいことあるのか?
この点については以前も解説したことがあるのですが
- 歪曲収差が抑えられている
- 色収差も抑えられており カラーフリンジが生じない
- 概して小型(ただしヘリコイドチューブと組み合わせるので 最終的にはそれなりの大きさになる)
- L39マウントが殆どなので マウントアダプターは1種類で済む。厚みが違うヘリコイドチューブや中間リング、ベローズを用意すればさまざまな焦点距離の引き伸ばしレンズが楽しめる
- 絞っていっても焦点移動がないように作られている
- 解像力が高い
- 平面 to 平面の投影レンズであるが ボケは小さいものの素直なレンズが多い
- 単純な構造で壊れるところがない

とはいえ 本来撮影用とではないので 若干の難点もあります
- 明るいレンズがない。50ミリf2.8がもっとも明るい部類。75ミリ以上になると f4~f5.6がせいぜい
- 円形絞りや虹彩絞りではなく 4~8枚程度の角張った絞り羽根
- 当然自動絞りはない
- ピント合わせはMF、距離目盛りは存在しない
- 広角レンズが無い。ごく稀に38~40ミリの引き伸ばしレンズが出現するが、フルサイズをカバーするのは苦しいかも。

上記の難点の中で、自動絞りでないこと、レンズがあまり明るくないことがデジタル一眼レフで使うに当たって若干の使いにくさを感じさせるところです。

ところが.....ミラーレス一眼なら絞ってもファインダーが暗くならない、実絞りでAE可能、拡大表示を使えば精密にピント合わせが出来る!
ということで一挙に垣根が低くなるわけです。

能書きが長くなりましたが 取りあえず 上記のセットで撮影した例を一枚;

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上記画像から ピントを合わせた部分を切り抜いてみます;
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桜の花の中にある蘂の一本一本がきちんと描写されています。これは f8 での撮影です。
by salgadou | 2014-04-01 20:44 | 引き伸ばしレンズ

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou