ニコン 接写リングK

本日は ニコンFの時代の古い接写リング「K」についてです。
まず 全貌は...
a0063552_9373483.jpg

皮ケースと 5個のパーツのセットです。
当時は 接写リングやレンズフードも立派な皮ケースに入っていたんですね。
ケースの右横が K1(格闘技じゃありません....) これは一番薄い接写リングで 単独で使用します。 広角レンズを使って接写する場合 薄い接写リングがあると便利なんですね。
下段左から K2, K4、 K5, K3 という名称です。 K4とK5は 前後が52ミリのフィルターネジになっている筒です。 K3とK5の間に挟んで 長さを調節します。勿論挿まずに K2+K3で使用することも可能です。
ただし 古い時代の接写リングですので 自動絞りは連動しません。不便ですね。
なんで こんなものを2セットも買うんでしょうね(^^;)

で 活用編。
まず K4やK5は 細身のフード あるいは フードの延長筒として使用できます。
APS-Cサイズの撮像素子を使ったデジタル一眼レフでは レンズの画角が狭くなるので フードの遮光性能を上げるために このような延長筒は有効です。
a0063552_9433033.jpg

a0063552_9434765.jpg


K3とK4,K5を組み合わせると レンズのスカートになります。これを 標準レンズに取り付けると ルーペとして使えます。
a0063552_9452076.jpg


更に K3はニコンFマウント→52ミリフィルターネジ(オス)変換アダプターですので ニコンレンズを 他のレンズの先端に装着して Lens on Lensの接写システムが構築できます。
こんな具合です。 カメラやカメラ側レンズは他社製でかまいません。
a0063552_9471211.jpg

もっとも 被写体側レンズは軽いものでないと ボディ側レンズに負荷がかかりすぎますので、この点要注意です。
このシステムで写すと どうなるか... やってみました。
まず 被写体はこれです。
a0063552_10345637.jpg

Tamron 90mm f2.8単体での当倍撮影では...
a0063552_1035247.jpg

a0063552_1035369.jpg


これに ニコンの100ミリf2.8を Lens on Lensで取り付けて 撮って見ると...
a0063552_10362194.jpg

a0063552_10364395.jpg

このくらいまで寄れます。両レンズとも絞り開放です。
勿論先端側のレンズを より焦点距離の短いものにすれば もっと撮影倍率はあがりますね。
まあ 少し大げさなクローズアップレンズというところです。
by salgadou | 2006-07-30 09:53 | 接写用具

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou