2005年 11月 24日
マクロレンズ 4
最大撮影倍率は 1/2倍です。専用の中間リングがあり、組み合わせると1/2倍~当倍の
撮影が可能です。
レンズ構成は (2枚)-(1枚)-(2枚)の3群5枚で、ニコンのレンズのどの系統にも属しません。
フォクトレンダー(コシナじゃありません)の「ヘリアー」の系列です。
で 他社にはとても似た構成のレンズがあります。ペンタックスのベローズ100mm f4です。
こちらは3群3枚のトリプレットタイプです。
鏡胴は太いですね。初代の 135mm f2.8と同じものかと思われます。
植物園で花を撮るときによく持ち出します。少し離れたところにある花を撮ることがおおいので、
中望遠クラスが使いやすいです。
描写は やわらかさよりもシャープさを優先した感じです。
至近距離で撮影する場合は 後ぼけもそれほどうるさくなりません。
このレンズは 1980年前後に販売されていましたが、当時 鏡胴部分を省略して
ベローズに装着できるようにしたタイプも売られていたようです。
その後 105mm f2.8にとってかわられ このf2.8が現在のレンズカタログにも
載っています(ただし AFタイプの 105mm f2.8は レンズ構成が異なります)。
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