ニコンシリーズE 100ミリf2.8:分家の子だが優秀です

1979年発売(国内は1980年)のニコンEMに合わせて 安価なニコン シリーズEのレンズ数本が販売されました。
当時のニッコールとは鏡胴材質が異なりプラスチックを採用した嚆矢となりました。
レンズ構成も比較的簡素にしてコストを抑えたもののようですが、中には優秀な光学性能を発揮するレンズも含まれてました。
このレンズはその中の1本です。(10年前にも取り上げていますが
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兄貴分のニッコール105ミリf2.5と比べて明るさは1/3段落ちますが 重量は約半分。レンズの大きさもマイクロニッコール55ミリ程度とコンパクトで携帯性に優れています。

10年前に使った時もなかなか良い印象だったのですが、今回ソニーα7IIで再評価してみました。
以下 絞り開放f2.8での撮影です。
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絞り開放でも破たんのない描写です。6百万画素のニコンD1Xや4百万画素のD2Hで撮影した10年前の印象では 幾分硬質の描写と感じたのですが、
24百万画素のα7IIでは開放ではむしろ柔らかめの印象です。ボケも煩わしさがなく ポートレートにも好適な描写です。

一段絞るとカリッとした描写になります。
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当時は本家のニッコールレンズより格下に見られていたシリーズEですが、描写性能は引けを取るものではありません。
軽量なのも取り回しが良く、比較的安価に入手できますのでオークションなどで見かけたら保護してあげる価値はあると思います。
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by salgadou | 2016-05-02 07:36 | レンズ | Comments(0)

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou