2016年 03月 11日
1953年製造のライツ・テリート200mm f4.5をα7IIで使ってみる
レンズそのものは小型で細身です。金属鏡胴の中にガラスが詰まっている感じで フード込み500gほど。
一段ほど絞った状態ですが、ほぼ円形の虹彩絞りがご覧いただけると思います。
このレンズはバルナックライカ用、当然カメラの距離計は連動しないのでビゾフレックスを介してカメラに取り付けることになります。したがってレンズのバックフォーカスはとても長い。
近所でぼちぼち緋桜が咲き出しているので撮りに行ってみました。絞り開放でもそれになりに解像力はあります。f5.6に絞ると像が引き締まってきます。
近くで白梅も咲いていたのでそちらに移動。
20枚ほどの羽根でほぼ円形と言って良い虹彩絞りです。近接時の前後のボケも素直で、使いやすいレンズです。
このような望遠系のレンズを使う際には ソニーα7IIの手ぶれ補正はとても有効です。シャープに撮れることは勿論なのですが、
それ以前にEVFの拡大表示で精密にピント合わせをする際に像が止まってくれるのがとても助かります。