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α7と新ELニッコール50ミリf2.8

旧型撮影事例を出せば、当然それじゃ新型のELニッコール50ミリf2.8ではどうなんだ?という疑問が出てきます。

ニコンの説明では (1)周辺光量の減少があったのを改善した (2)周辺部の解像力を上げた、となっています。

(1)については旧型で周辺光量の落ち込みを当方でも確認していますので 新型でどうなったか興味あるところです。

さて新型ELニッコール50ミリf2.8の周辺光量は...
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↑ f2.8

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↑ f4

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↑ f5.6

曇り空で周辺減光が強調されやすい状況ですが、開放f2.8でも殆ど気にならないくらいに改善されています。f5.6まで絞ればまったく問題ないでしょう。新型は前玉も後玉も旧型より大きくなっていますが、これが寄与しているのかもしれません。

さて「周辺部の解像力を上げた」点については 当方が所有しているレンズに限り「?」でした。

この被写体を新旧のELニッコール50ミリf2.8で写して(中心部はどちらもシャープで問題ないので)周辺部のみ切り出してみます。

まず 旧型の描写@f8
a0063552_738335.jpg

これから左上部分を切り出してみます
a0063552_7391950.jpg
十分に解像しています。他のコーナー部分も同様です。片ボケも見られません。満足できる結果でした。

さて 新型の描写@f8
a0063552_7413189.jpg

同様に左上部分を切り出してみます;
a0063552_7452792.jpg
少し残念な結果に終わってしまいました。ピンぼけの撮影じゃないの?という疑問すら湧いてきます。
同じ画像の中央部を切り抜いてみると
a0063552_7463042.jpg
周辺部と中央部でこれだけの差があると やはりレンズの周辺描写に少し問題があると考えざるを得ません。
ニコンは周辺描写を改善していると明言している以上、これは私が購入した個体がすこし外れ玉だったのでしょう。(調整不足で周辺部は像面湾曲が生じているのかもしれません)

*画像のコントラストについては撮影条件が全く異なりますので、考察から除外しています。

とはいえ少し外れ玉であっても通常の撮影では殆ど支障がない描写をします。風景には向かないかもしれませんが、スナップなどには十分鮮鋭な描写です。女性ポートレートには鮮鋭すぎるかもしれません。↓にその一例を載せました。f4での撮影です。
http://jpdo.com/cgi8/51/img/6987.jpg

もう一枚 比較的離れた距離の撮影例をアップします。四隅の描写がやや緩いとはいっても このような画面では殆ど気になることはないと思います。
a0063552_21112947.jpg


小型軽量だし ピント面がくっきりとファインダー内で立ち上がってくるので MFも楽なレンズです。
by salgadou | 2014-04-06 08:45 | 引き伸ばしレンズ

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou