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α7の問題:内面反射

まず 以下の画像をご覧ください。
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画面にスポットフレアが発生しています。レンズはペンタックス スーパータクマー55ミリf1.8です。この現象は絞り込むほど顕著に表れます。
場所は一定していませんが、画面上部に出現することは共通しています。
また 画面外ですが太陽が斜め上に存在しています。

ペンタックスの名誉のためにあらかじめ申し上げておくと、これはレンズの責任ではありません。

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この画像から 信号ピンがα7の場合きわめて画面近くまで存在しているのが判ります。おそらくイメージサークル周辺部の光が信号ピンの表面で反射して画面にスポットフレアを生じさせているものと思われます。
APS-CのNEXの場合 画面が信号ピンの位置より遠いためか、これまでこのような現象が起きたことはありません。

ただすべてのレンズで発生するかと言われれば そうではなく、ライカマウントの広角~標準系レンズやペンタックスマウントの28ミリでは 似たような光線状況でも強烈なスポットフレアには出会っていません。

また 純正のE/FEマウントレンズの場合 この信号ピンはレンズ側の信号ピンや周辺部材で覆われているわけで、このような現象は発生する可能性が無いと思われます。

宮本製作所のRayqualマウントアダプターは α7が出現する前から(NEX用)マウントアダプターには遮光板が組み込まれており、この信号ピンには光が届かないようになっています。さすが高品質のマウントアダプターを提供している会社で 信号ピン表面での反射を当初から懸念していたのでしょう。(本件 続く)
by salgadou | 2014-01-05 11:35 | デジタル一眼

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou