カテゴリ:デジタル一眼( 72 )

春は出会いと別れの季節。。。
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画像左の ニコンD3200がカメラ屋に奉公に出ることになり、替わりに右のニコン1 J5が猿画堂撮影機材室に入室しました。

D3200に格別問題があったわけではありません。画質はD7000よりずっと良好、ISO1600までは問題なく使えました。
ただ 小型軽量のミラーレス機に慣れた自分にとっては、シグマ17-50ミリf2.8との組み合わせはいささか
重すぎ・大きすぎに感じることが多く、持ち出しの回数が減っていたのです。
もっと小さくて軽量のDX広角レンズが有れば使い続けたいのですが、ニコンにはそれが皆無。
シグマやタムロン、トキナーからも出してくれません。
D3200の画質が良好といっても 手持ちのNEX-6でも同様な画質がずっと小さいシステムで得られるわけで、
まだ美品状態の内にデジタル一眼レフが好きな人の元に旅立つべく奉公に出すことにしました。

替わりにやってきたのが ニコン1 J5。1型撮像素子に2千万画素も詰め込んだ機種です。1千万画素のニコン1 V1ですら画質に不満足な面があったのに...

試写してみると 画質面では大幅に改善されていました。ソニー製?の裏面照射素子の貢献なのか、ニコンの新しい画像エンジンExpeed 5Aの成果なのか?
ニコン1 V1の画質に見られたほこりっぽさ・ノイズ感がほぼ影を潜め、ISO800までは常用、ISO1600も少し輪郭が甘くなるものの
縮小前提なら使用可能と判断しました。低感度で撮影した際の色の乗り具合もV1よりずっと良好です。

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PSAMの撮影モードダイヤルも搭載され、V1のもう一つの不満点=使い勝手の悪さが大幅に改善されています。
タッチ式の液晶も搭載、AFポイントを液晶画面へのタッチで指定できます。タッチでシャッターも切れます。
設定変更もパナソニック機ほどではないですが、手軽になりました。
メカシャッターと電子シャッターの切り替えにしか使えなかったV1の「馬鹿げた仕様のFボタン」には
自分の好みの設定項目を一つ選んで登録できるようになりました。

ただし V1で便利だった小型のリモコンは Jシリーズでは使用できません。くだらない差別化は止めて欲しいなぁ>ニコン。
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by salgadou | 2016-05-04 11:35 | デジタル一眼 | Comments(0)

シグマから衝撃のデビューですね。FOVEON搭載レンズ交換式デジタルカメラ。シグマSAマウント。
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撮像素子に2種類の大きさがあって、クロップ係数1.5のAPS-C版と 同1.35のAPS-H版があります。画像はAPS-H版のもの。

前機種は普通のAPS-Cデジタル一眼レフ、つまりミラー内蔵タイプだったのですが、今回ミラーレス機となっての登場です。

独特の形状ですが、グリップ下部の切り欠きのような部分を埋めるようにデザインされた縦位置グリップが用意され、それを装着すると合計3個のバッテリーで駆動できるそうです。シグマのカメラ 電力の消費大きいですから...
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上から見るとミラーレス機にマウントアダプターを取り付けたような形状です。一眼レフの形式を放棄したのは・・・?

1. ミラーを高速に駆動し安定したAFを実現するにはノウハウの膨大な蓄積が必要とされ、もはやニコンやキヤノンに追いつくことはシグマ含め各社不可能
2. ミラーを駆動させることはメカニカルなブレの発生要因になり、今後高画素数のカメラにとっては排除すべき要素になる
3 一眼レフ形式のAFでは 周辺部のAF精度に問題があることが多く、ミラーレス機では原理的にそれが解決される
4. 光学ファインダーを放棄することで重量が軽減でき、またファインダー視野を大きくすることができる。カメラの高さも抑えられる。
5. EVFはホワイトバランスを撮影前に確認できる。また拡大表示を用いればMFでのピント精度も光学ファインダーではとても追いつけないほど高くなる。アスペクト比の変更にも自在に対応可能。
6. 今後レンズ後部をカメラ本体に埋め込むタイプの交換レンズも設計可能、特に広角系レンズでの設計の自由度が大きくなり 小型の広角レンズが設計可能(望遠系レンズでは メリットは無い)

....などを考えてのことでしょうか。

ただデザイン上少し違和感があるのが EVFの位置です。レンズ光軸のほぼ真上にアクセサリーシューがあり、その右側にEVFが位置しています(背面から見て)。
右目で覗く人には違和感が少ないと思いますが、左目で覗く人はかなり窮屈なカメラの保持を強いられそうです。
アクセサリーシューの左側にEVFを持ってくれば、左目で覗く人にも快適に操作できそうなのですが、内部パーツの配置上の困難があるのでしょうか?

* 画像はデジカメWachから借用しました。こちらに記事があります。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160223_744825.html

ニコンからD5とD500、キヤノンからは1DXIIと80D、オリンパスからデジタルPen F、パナソニックからGX8、ペンタックスからK-1と
各社魅力的なレンズ交換式デジタルカメラが続々発表/登場していますが、これらは全て従来製品の改良版、延長線上に存在するに過ぎません。
個人的にはシグマのこの製品に一番強いインパクトを感じました。

シグマという会社は 一昨年登場のdp* quattroシリーズから「カメラの形状について既存の固定概念を捨てる」というポリシーを持ったようで
特にこのカメラはこれからのレンズ交換式デジタルカメラの有り様を示唆しているようにも思えます。

ついでに言えば...
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by salgadou | 2016-02-24 20:57 | デジタル一眼 | Comments(4)

そのカメラだけにしか搭載されていない機能というのがあります。一種のフィルター効果なのですが、ルミックスGシリーズのGF1とGF2にしか搭載されず、
それ以外/それ以降の機種からは省かれてしまったものがあります。
(GX1までしか持たないので もしかしたらそれ以降同じようなモードが復活しているかもしれませんが。)
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「シルエット」というカラーモードです。
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このモードで撮ると、コントラストが強調され、暗部は潰れ、ハイライトは抑え気味に記録されます。
露出も切り詰められ全体にグルーミィな雰囲気になります。露出補正は一切効きません。絞りも調整できずカメラ任せになります。
重たい雲がたれ込めた日など うってつけのカラーモードです。
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とまぁ 陰鬱な雰囲気になるのですが.... このモードで花を撮ってみるとなかなか面白い。

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背景が暗い状況がいいですね、どーんと背景が落ち込んで花が強調されます。
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by salgadou | 2015-12-28 09:39 | デジタル一眼 | Comments(4)

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なかなか気に入って使っているα7・α7IIなのですが、困った問題が出現しました。

例えば以下のようなケースが出現するのです;

1) α7で仮に5000ショット撮影していたとします。
2) その最後のショット撮影時に使っていたSDHCカードをα7IIに差し込んで別の撮影を行います。
3) その際のα7IIでのそれまでの撮影ショット数が100ショットであったとします。
4) そうすると新たにα7IIで撮影したショットは101ショット目であるはずなのですが
5) 実際には5001ショット目としてファイルナンバーが割り振られるのです

つまりα7とα7IIは「同一個体」として認識されているのです。
NEX-6やNEX-3とα7を使用している際には、同一メディアの使い回しでもこのような問題は生じませんでした。

これがα7II特有の問題で α7RIIやα7SIIとα7の間では問題が生じないのか/生じるのかは(α7RIIやα7SIIを持たない)自分には検証できません。もし同様な問題が起こるとすればファイル管理がとても面倒なことになります。

6) 気づかずに撮影を続行したとします。以降α7とα7IIには別々のカードを差し込んで使ったとしても、おのおの5001、5002,5003番目のファイルとしてのファイルネームが割り振られます。

つまりα7とα7IIという別のカメラで撮影したにもかかわらず、同じファイルネームの画像が平行して生成されます。
この点に注意せず PCの同一フォルダーにα7とα7IIで撮影した画像を保存しようとすると、先に保存した画像が 次に書き込む画像によって上書きされて消失してしまいます。

非常に危険な仕様となっています。
勿論パナソニックやニコンのデジカメでも 1万ショット毎にファイルネームは0001に戻りますので 同様な危険は起こりえるのですが、
α7シリーズの場合遙かにそのトラブルの頻度が高くなります。

なお 上記(2)において カードを初期化して使えばいいのでは...? と思われた方もいるでしょうが、α7シリーズにおいては初期化してもこの問題は発生します。
ウイルス感染のように、他のα7シリーズのカメラで使ったカードを差し込んだだけで他機種のファイルナンバーを取り込んでしまうようです。

これまでたくさんデジカメを使ってきましたが、ファイルナンバーはカメラ本体に記憶され、他のカメラの影響を受けないものと思いこんでいました。
記録メディアを介して他機種で撮影したファイルナンバーに感染した事例はこれが初めてです。複数のソニーα7シリーズを使っている人は要注意です。
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by salgadou | 2015-11-08 09:27 | デジタル一眼 | Comments(4)

ソニーα7RIIやα7SIIと比べて バーゲンプライスのα7II、それより更に安く11万円程度で買えるようになったα7、悩んでいる方も多いでしょうね。
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誰しも抱く疑問が「α7とα7IIで描写がどう違うのか?」

α7IIを入手してから、α7同様手持ちのレンズで撮影していますが、これまで「α7とは明らかに違う描写」というのは経験ありません。なので撮像素子についても変更が無いのだろうと思っていましたが....

上記画像のコシナ・SWH(スーパーワイドヘリア)15ミリを装着した際には、明らかな差異が見られました。

まずα7+SWH15ミリの組み合わせでは
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次にα7IIとの組み合わせでは
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周辺部の光量低下があきらかに軽減されています。カラーシフト(周辺部の色づき)については上記画像では分かりにくいので、別の作例を。

まずはα7とSWH15ミリです;
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周辺部にマジェンタの色づきが見られます。

これが α7IIとの組み合わせになると
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このように軽減されています。APS-C相当にクロップして使う場合は画面端でも周辺光量低下や色づきは見られないでしょう。

パンフレットには何も謳ってないですが、α7IIになって斜入光対策が進んだものと思われます。集光レンズの改善がなされたのではないでしょうか。

SWH15ミリはコンパクトでシャープなレンズなのでミラーレス機で愛用する方も多いと思われますが、このレンズに関してはソニーα7よりα7IIの方がお勧めです。
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by salgadou | 2015-11-06 09:54 | デジタル一眼 | Comments(2)

既にご存知で使い分けている人には当たり前の情報ですが。。。
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普通に使えば24百万画素のRAW画像が得られます。ファイルサイズは25MB前後です。

で もう一つのサイズのRAW画像とは....
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APS-Cサイズなのです。

α7・α7IIでは1千万画素になりますが、この画素数でRAW画像が得られます。
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RAW(あるいはRAW+JPEG)で撮影したいが 24百万画素ではファイルサイズが大きすぎる....と思われる方はAPS-Cにクロップして撮影することが可能です。

APS-CサイズでのRAW画像はおおよそ11MBほどになります。かなりコンパクトです。1千万画素でも通常のプリントやディスプレーでの鑑賞には十分以上の画質でしょう。

勿論フルサイズの場合とは画角が異なりますが、APS-C専用のレンズを用いれば十分に超広角から望遠までカバーできます。

なお α7シリーズには「MまたはSサイズの画素数で使用する場合、画質劣化無くクロップできる」スマートズームという機能があります。
Mサイズでは x1.1~x1.5までクロップできます(Sサイズなら x2.0まで)。0.1倍刻みですからズームレンズ並みに便利です。

APS-Cモードで使っても、x1.5クロップしてもJPEGでは写る範囲は同じです。
何が違う・・・・?

スマートズーム(クロップズーム)ではRAW撮影が不可能なのです。

ちなみに
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by salgadou | 2015-11-01 11:41 | デジタル一眼 | Comments(0)

ライカSL

矢継ぎ早に新規格のカメラを出しているように見えるライカ社ですが
会社の規模は中小企業程度なのに こんなに機種を増やして大丈夫なんでしょうか?
24百万画素のミラーレス機です。AFがとても速いようですが、きっとパナソニックの技術が入っているのでしょう。

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で このカメラどのくらいの大きさかと言うと...
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ソニーα7シリーズよりは一回り大きいですね。

とはいえ
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デジタル一眼レフよりは一回り小型です。

レンズは光学性能優先のためか かなり大きく見えます。標準ズームとカメラボディのキットで150万円ほどですので 私とは無縁のカメラですが。。。。
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by salgadou | 2015-10-22 12:29 | デジタル一眼 | Comments(0)

細胞分裂?

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おや? 似たようなカメラがもう一台.....
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by salgadou | 2015-10-11 20:26 | デジタル一眼 | Comments(0)

前回の続きです。

ピンホールカメラの画角は「穴と撮像面の距離」x「撮像フォーマットサイズ」で決まりますので、
その距離を変えられる構造を入れれば「ズームできるピンホールカメラ」が簡単に出来上がります。

今回はBORGのヘリコイドチューブ(暑さ:中)のものを用いました。
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このようにヘリコイドを繰り出すことによって 撮像素子からの距離を変えられます;
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それでは実写結果を。
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繰り出し量がもっと大きいヘリコイドチューブを使えば、画格変化は更に大きくなります。
今回は出来るだけ穴が大きくなりすぎないように注意しましたので、前作よりは描写の弛みが少ないピンホールカメラとなりました。
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by salgadou | 2015-07-15 05:36 | デジタル一眼 | Comments(2)

自分は両極端が好きなようで... キレキレの高解像レンズ(引き伸ばしレンズやマイクロニッコールなど)を好む一方で、ふわふわ描写のレンズも好みます。

ソフトフォーカスレンズとはまた少し違った緩い描写として「ピンホールカメラ」があります。
レンズ交換式カメラであれば、市販のピンホールレンズというものが売られています(厳密には小さな穴が開いているだけなので、ガラスを使った「レンズ」では無いんですけど....)

これを自作しようというわけです。

とても簡単です。必要なのはコンパスカッター(サークルカッター)とスイカチャージの際にタダで貰える領収書。
コンパスカッターはアマゾンから300円程度で買えます。

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スイカチャージの領収書は裏側がマットブラックになっているので、好都合。これを円形にくりぬきます。
注意するのは、コンパスカッターの針を差し込む部分が一番大切なのでここの形が崩れないように切り抜くことです。
外周の円形は、今回どうでもいいです。ハサミで切っても良いのですが、コンパスカッターを使うのは「中心の位置」が厳密に定められるからです。

その穴の開いた円盤を薄型のマウントアダプターにテープで貼り付けます。
はい、出来上がり!
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好みに応じてパスモの領収書でもいいでしょう(^^)

早速試写してみましょう;
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画面の両側が紫色に色被りを起こしていますが、これは「このピンホールカメラが広角」な為です。

ピンホールカメラの画角は、穴と撮像面の距離&フォーマットサイズで決まります。穴を遠ざければ、その分画角が狭くなります。
今回穴をぐっと撮像面に近づけたので広角のピンホールカメラとなり、その代償としてソニーα7では
左右両辺の色づきが起こりました。フィルムなら色づきは起こらないでしょう。

また穴を真円に近づけようとコンパスの針をぐっと差し込んだので、穴の径が大きくなりその分描写が不鮮明になりました。
もっと小さな穴を開ければ、ぼやけ具合が小さくなります。

ピンホール写真は昔からあります。レンズを使った撮影と違って、ピンホールを通る光は非常に少ないので、
銀塩フィルム時代は三脚にカメラを据えて数分~数十分の露光をかけていました。そのため
通りを歩く人は消え去って建物だけが写る....というのが通常の撮影でした。
最近はデジカメの高感度特性が非常に良くなったので、日中屋外であれば手持ちで簡単に撮影できます。
勿論低感度にして三脚に据え、昔のように動く人が消え去った街角の写真を撮ることも可能です。

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by salgadou | 2015-07-14 06:43 | デジタル一眼 | Comments(0)

撮影に使っている機材を紹介致します。