カテゴリ:レンズ( 126 )

今でも ソニーから売られていますが、光学系はミノルタから1980年代に登場した時のままの6群7枚構成、今となってはシンプルな光学系です。
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レンズを取りつけているカメラも、今となってはオールドデジタル一眼レフのα700、でもファインダーの秀逸さは今売られているデジタル一眼レフの大半を凌ぎます。
使っていて気持ちの良いカメラです。
手元に1台だけ残したデジタル一眼レフとなりました。

紫陽花の季節なので、昨年開成町を訪れた際に買ったダンスパーティという花を接写。すべて絞り開放です。
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古いレンズは新しいレンズより劣っているか?...必ずしもそうは思いません。速いAFや手ブレ補正を組み込んだために複雑になった光学系にくらべ、古いレンズはおしなべてシンプルな光学系となっています。
素直に感じる描写というのはシンプルな光学系から来るようにも思えます。
特にこのレンズは合焦部のシャープさと、非合焦部のまろやかさが絶妙な具合で成立しており、その柔らかくて緻密な描写は標準マクロを代表する一本だと思います。花を撮るのにうってつけのマクロレンズです。
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by salgadou | 2016-06-07 09:33 | レンズ | Comments(2)

1979年発売(国内は1980年)のニコンEMに合わせて 安価なニコン シリーズEのレンズ数本が販売されました。
当時のニッコールとは鏡胴材質が異なりプラスチックを採用した嚆矢となりました。
レンズ構成も比較的簡素にしてコストを抑えたもののようですが、中には優秀な光学性能を発揮するレンズも含まれてました。
このレンズはその中の1本です。(10年前にも取り上げていますが
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兄貴分のニッコール105ミリf2.5と比べて明るさは1/3段落ちますが 重量は約半分。レンズの大きさもマイクロニッコール55ミリ程度とコンパクトで携帯性に優れています。

10年前に使った時もなかなか良い印象だったのですが、今回ソニーα7IIで再評価してみました。
以下 絞り開放f2.5での撮影です。
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絞り開放でも破たんのない描写です。6百万画素のニコンD1Xや4百万画素のD2Hで撮影した10年前の印象では 幾分硬質の描写と感じたのですが、
24百万画素のα7IIでは開放ではむしろ柔らかめの印象です。ボケも煩わしさがなく ポートレートにも好適な描写です。

一段絞るとカリッとした描写になります。
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当時は本家のニッコールレンズより格下に見られていたシリーズEですが、描写性能は引けを取るものではありません。
軽量なのも取り回しが良く、比較的安価に入手できますのでオークションなどで見かけたら保護してあげる価値はあると思います。
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by salgadou | 2016-05-02 07:36 | レンズ | Comments(0)

ということで ケンコーMCソフト85ミリf2.5を散歩の相手に持ち出してみました。
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ヤフオクでもときおり出品されます。
各社の一眼レフに使用できるように、汎用マウントになっています。そのマウントアダプター部分を外すと本体はM42マウントのねじピッチになっています。
なので 本体 +M42ベローズ でもミラーレス機では無限遠からの撮影が可能です。
絞りは手動。f2.5~f8の範囲しかありません。f8を超えては絞り込めません。またf8ではソフトフォーカス効果は無く、逆にかなりシャープな描写になります。
通常絞り開放~f4くらいまでで使用するものでしょう。

今回はBORGの最厚ヘリコイドチューブを介してソニーα7に着けての撮影です。

とりあえず 近所の住宅街の花を...
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上の画像はいずれも 絞りf4での撮影。

滲み具合の変化を。まず絞り開放f2.5
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次に f4
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f2.5~f4の間は 1/3段刻みのクリックがあり、滲み具合の変化はかなり大きいです。

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@f4

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@f4

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@開放 f2.5

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@開放 f2.5

おぼろげな記憶の中の光景....といった印象の写りですね。

このレンズを 絞って使うと...?
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by salgadou | 2016-04-29 15:18 | レンズ | Comments(0)

シグマから 小型・軽量・安価・高い描写力の「DNシリーズ 19ミリ・30ミリ・60ミリ」がソニーEマウント(APS-C)用とマイクロフォーサーズ用に販売されています。
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描写力はすこぶる良好です。で、このシリーズをお持ちの方で もしかしたらフルサイズでも使えるのかも?
と期待をかけておられる方もいるかもしれません。

そこで検証してみました。カメラはソニーα7。このカメラにはクロップ機能が付いていますので
クロップしながら どのポイントで全画面をカバーできるのか? 簡単なチェックを行ってみました。

まず 19ミリf2.8です。絞りによってイメージサークルが拡大することはなかったので 絞りf4で検証しています。
クロップなしでは...↓ (ホワイトバランスの調整が不十分ですが この際無視してください)
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画面周辺がけられています。フードは外してありますので フードによるケラレではありません。
残念ながら フルサイズをカバーするイメージサークルはありませんでした。

x1.1クロップ
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x1.2クロップ
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16:9のフォーマットであれば ケラレは目立たずに使えそうです。

x1.3クロップ
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これで3:2画面でもほぼケラレなく使えそうです。
25ミリくらいに相当する画角です。ただし四隅の描写は少し甘いので風景で全面シャープに...というのには少し苦しいと思われます。

x1.4クロップ
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x1.5クロップ -- これはAPS-C相当ですから勿論全く問題ありません。
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この結果から、シグマ19ミリDNは APS-C画面に対して十分に広いイメージサークルを持っている、なかなか余裕のある設計だということですね。

次に 30ミリf2.8も同様なチェックを。
クロップなしでは....↓
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焦点距離が長くなってイメージサークルも広がるか?...と期待してしまいますが 19ミリと同程度ですね。
以下 x1.1, x1.2, x1.3, x1.4, x1.5とクロップした画像をアップします。
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60ミリf2.8も 同様にチェックしてみます。
クロップなしでは...↓
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残念ながら 他の2本とあまり変わりません。
以下 x1.1, x1.2, x1.3, x1.4, x1.5とクロップした画像をアップします。
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残念ながら どのレンズもフルサイズでの画面をカバーすることはできませんでした。
APS-C=x1.5クロップですから、それよりは多少広い画角で使うことはクロップ機能を使ってできそうです。
逆に考えれば このDNシリーズはAPS-C用としては十分に周辺までカバーできる設計となっていることが確認できました。
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by salgadou | 2016-04-23 08:16 | レンズ | Comments(0)

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フィルター径77ミリ、重量560gほどの割合大柄なレンズです。
超音波モーター搭載ですが、AF駆動に伴いピントリングが回転しますので指をはじかれないように注意。

当方が購入したものはハズレの個体でした。広角端絞り開放ではボヤボヤの描写、ピントの芯もありません。
望遠側は少しマシ、でもシャープといえるほどではない。おまけにピントも若干外れている。

カメラにも原因があるのかと新宿ニコンSCに持ち込んでチェックしてもらいましたが「このカメラのAFは正確です。問題ありません。」

これは調整前、17ミリf2.8開放 ↓
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ここから 一部分を等倍切り出し ↓
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ネットでの評価はシャープだと褒めるのと ボケ玉だと酷評するものに二分されています。自分のはボケ玉の典型みたい。
望遠側は幾分マシでしたが それでもシャープというほどでもない。


そこでカメラとセットでシグマに送り調整してもらいました。
結果はバッチリ。ピント精度は極めて高くなり、広角側開放でもシャキッとした描写になりました。

調整後の17ミリf2.8開放 ↓
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ここから中央部を等倍切り出し ↓
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もう「全く別物」と思えるくらいシャープになりました。
ハズレをひいたことは残念ですが、シグマ社のアフターケアは立派なものだと認識。修理表には「ピント調整」としか書かれていませんでしたが
エレメントの組み立て直しをしてくれたのでしょうか。安心して使えるようになりました。

これで本来の性能が発揮されると考えて 花撮りに使ってみました。
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↑ 広角端17ミリ @f4 背景はやや煩雑なボケ方をします。

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↑ 34ミリ付近 @f4

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↑ 50ミリにて @f4
焦点距離にかかわらず最短撮影距離は28cmと割合寄れます。散歩がてら花を撮るには便利です。

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50ミリ @f4
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50ミリ @f4
ふわりと優しく描写するタイプのレンズではないですが、ピント面のキレは良好です。

注意事項として、手ブレ補正をONにしているとときおりボケた画像を排出します。それほど頻度は高くないですが、
明るい場所で高速のシャッターが切れるなら 手ぶれ補正はOFFにしていた方が安心できると思います。

発売当初のメーカー希望小売価格は8万3千円ほど。現在では税込み3万円を切る販売価格なので、設計通りの性能が出ている個体ならバーゲンプライスといえるでしょう。
少なくとも小生が手にしたソニー・ツアイスの24-70ミリf4よりは、広角端・望遠端の描写は上回っています。実売価格は1/3以下ですが....
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by salgadou | 2016-04-11 17:54 | レンズ | Comments(0)

OMズイコー135ミリは かっちり写って良いレンズなのですが、最短撮影距離1.5mでは花の表情を捉えるにはいささかストレスが溜まります、寄れないので。

ということで 手持ちの中では寄れるレンズの代表としてタムロンAF90ミリf2.8を持ち出しました。カメラはソニーα7II、以下の画像は全て絞り開放・MF撮影です。

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やはり寄れるレンズは使いやすいです。近づくほど背景も大きくぼけて処理が楽になります。

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またソニーα7IIの拡大表示できるEVFは 花の蘂に精確にピントを合わせることが出来て、この点では一眼レフの光学ファインダーを上回ります。
この点はα7も同じですが、α7IIでは更に拡大表示の際も画像がぶれないことでピント合わせの作業が楽になりました。

使用したレンズは10年前に中古で安価に購入した初代のタムロンAF90ミリf2.8(072E) です。
α7IIと組み合わせることで、最新の手ぶれ補正内蔵のレンズと変わらない機能となり快適です。
このレンズを使う際は殆どMF(マニュアルフォーカス)撮影ですが、ピントリングが幅広で動きもスムースなので、MFで支障なく使用できます。
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by salgadou | 2016-03-25 08:39 | レンズ | Comments(4)

昨年8月にご紹介したOMズイコー135ミリf3.5をα7IIと組み合わせて桃や桜などを撮影してみました。
すべて絞り開放です。

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割とキレのいい描写です。背景がふんわり...というほどのボケではありません。このあたりはレンズの明るさからいたしかたないところかと。

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場所を変えて満開の山桜を。
キッチリと写ります、雰囲気ある写りとは少し違うような....

描写性能は良好なレンズです。ただ最短撮影距離1.5mというのは花を近づいて撮るには少しストレスを感じました。
このレンズで花撮りを行う人は中間リングを用意したほうがいいでしょう。

おまけ
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by salgadou | 2016-03-24 03:54 | レンズ | Comments(2)

毎年春になるとこのレンズを取り出します。少し離れた場所に咲く花を撮るためです。自分の持っているレンズたちの中で このレンズがもっとも長焦点なので...

レンズそのものは小型で細身です。金属鏡胴の中にガラスが詰まっている感じで フード込み500gほど。
一段ほど絞った状態ですが、ほぼ円形の虹彩絞りがご覧いただけると思います。
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このレンズはバルナックライカ用、当然カメラの距離計は連動しないのでビゾフレックスを介してカメラに取り付けることになります。したがってレンズのバックフォーカスはとても長い。
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なのでベローズを介してα7に取り付けても余裕を持って無限遠からの撮影が可能です。一眼レフに取り付けても無限遠からの撮影OKです。

近所でぼちぼち緋桜が咲き出しているので撮りに行ってみました。絞り開放でもそれになりに解像力はあります。f5.6に絞ると像が引き締まってきます。
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↑ @f5.6

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↑ @開放

近くで白梅も咲いていたのでそちらに移動。
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↑ @f5.6

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↑ @開放

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↑ @開放

20枚ほどの羽根でほぼ円形と言って良い虹彩絞りです。近接時の前後のボケも素直で、使いやすいレンズです。
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↑ @開放

このような望遠系のレンズを使う際には ソニーα7IIの手ぶれ補正はとても有効です。シャープに撮れることは勿論なのですが、
それ以前にEVFの拡大表示で精密にピント合わせをする際に像が止まってくれるのがとても助かります。
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by salgadou | 2016-03-11 15:06 | レンズ | Comments(0)

ソニーEマウントの新レンズ、Gマスターシリーズだそうで。名前は勇ましいなぁ。
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24~70ミリf2.8、他社の大三元標準ズームと並ぶわけですね。ミラーレス用だからといって小型・軽量でも無いようです。値段も23万円以上。

CP+ソニーブースでの若い真面目そうな社員と訪問客の会話に思わず聞き耳たてました;

客「このレンズは凄そうなレンズ構成だね」
社員「力を入れて設計しましたから」
客「それにしてもなんちゃってツアイスとかいう24~70のf4は酷かったねぇ」(私:んだ!んだ!)
社員「・・・」
客「特に広角端と望遠端の描写が駄目、全然駄目。あれでツアイス認証って?あの認証って何の意味あるの?」
社員「確かに....おっしゃる通りです」
客「新しいこのズームは良さそうだけど、ずいぶんと大きいし重たそうだし、値段も倍だし、良くて当然だね」
社員「・・・」
客「24-70のf4も 手ぶれ補正なんかいらないから、描写性能を上げたバージョン2を出したら?」(私:んだ!んだ!んだ!)
客 続けて「ソニーってキットレンズが全部駄目レンズばかりなんだよ、APS-C用も含めて。だからソニーのカメラ全体の評価が上がらないんだよ。全部設計し直した方がいいよ。
キットレンズって大切だよ、大半のユーザーはそれで完結しちゃうんだから。それがプアな性能なら他(の会社のシステム)に移っちゃうよ。」
社員「ご意見有り難うございます。持ち帰って社内で検討してみます」

私はもうソニーのレンズには期待してないんです(α7とα7IIは高く評価していますが)。重たいレンズは嫌いだし。
シグマから軽量で魅力的なレンズが出ないかなぁと思っています。
あ、APS-C用にはシグマから30ミリf1.4という魅力的なスペックのレンズが出ます。MTF性能は非常に良さそうです。
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でも 24ミリで出して欲しかったなぁ。シグマはDNシリーズに30ミリがあって既に持っているし。。。

個人的には....
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by salgadou | 2016-03-01 11:10 | レンズ | Comments(0)

眠る暇もありません(笑)

コシナからライカマウントとソニーEマウントのレンズ発表! まずはライカマウントの10ミリf5.6、希望小売価格13万5千円だそうです(税別)
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ついで ソニーEマウントの10ミリf5.6と15ミリf4.5(右)。希望小売価格15万5千円と11万5千円。
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ライカマウントの15ミリf4.5はすでに販売中なので10ミリf5.6が追加。
それを ソニーEマウントにしたものが 発表されました。画像の3本とも最短撮影距離は0.3mですね。
ライカマウント用 + 2万円 = ソニーEマウント用 となっています(希望小売価格ベース)。

ライカマウントもソニーEマウントも光学系は同一。
ライカマウントであってもマウントアダプターを使えばソニーEマウント機で使える。ヘリコイド内蔵マウントアダプターなら 0.3mから更にぐ~っと寄れる(15ミリならレンズ前面5cmくらいまで)。
違うマウントアダプターを用意すればフジXシリーズやマイクロフォーサーズでも使える。

ソニーEマウントタイプなら Exifにレンズ情報が残る。更にα7IIシリーズで使用する際、手ぶれ補正のための焦点距離情報の手動入力が不要。

悩むところです。コシナ 魅力的な製品を出してくれます。
15ミリf4.5は初代のLマウントのものを使っていますがデジタルでも非常にシャープです。
広角好きにはたまらないラインアップですね。ソニーEマウント用の12ミリf5.6も近々登場とか。

実物をCP+で...
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by salgadou | 2016-02-25 21:25 | レンズ | Comments(0)

撮影に使っている機材を紹介致します。