2007年 02月 11日
ストロボ@ニコン その2
D70の場合 ストロボ同調速度は最高で1/500秒となっています。
ニコン純正ストロボと組み合わせた場合 マニュアルモードでシャッター速度を選ぶと 1/500秒を超えて設定できません。
SB-15は割りと古い型番ですが 支障なく外部オートで撮影できます。小さなボディですが 発光部が回転でき バウンス撮影が可能です。
バウンス発光で撮影した例です。普通によく写ります。
こちらは サンパックのB3000Sとの組み合わせです。
この組み合わせでは D70のシャッターは最高の1/8000までストロボが同調します。
1/2000秒での同調撮影例です。
1/4000秒での撮影例。
さらに 1/8000秒での撮影例。
やや画像の明るさが異なりますが 一応最高速度の1/8000秒まで撮影可能です。 色合いが少し黄色みが強いのは 古いため発光部に黄ばみがあるせいだと思います。ホワイトバランスは「晴天」に固定してあります。
D1シリーズとD70は このようにサードパーティ製のストロボを使って 最高速度まで同調撮影が可能です。 D50も同様でしょう。
D100とD2シリーズは フォーカルプレーン シャッターを使っていますので そのシャッターが全開になる速度より速いシャッター速度では FP発光以外のストロボ撮影は出来ません。D200もD100と同様でしょう。
D80とD40は・・・? どなたか検証をお願いします。
最高速度までサードパーティ製のストロボが同調することに意味があるのか?
デイライトシンクロでは ストロボを使用する際にシャッター速度の制限がなくなるという利点があります。 更に 定常光との割合を 絞り&シャッター速度の組み合わせを変えることで 調整できますね。(たとえば シャッター速度を一段上げ、絞りを一段開ける...この場合 定常光の露光量は変わりませんが、ストロボの光は絞りのみに影響されますので 一段分強くなります。厳密には 最高速度に近づくと ストロボからの露光量も若干低下するケースがありますが)