2016年 01月 08日
ライツ・ズマロン35ミリf2.8をNEX-6で使う
NEX-6はAPS-Cのミラーレス機ですので、ズマロンは52.5ミリ相当の画角をもつ標準レンズとなります。
またヘリコイド内蔵のマウントアダプターを介していますので、本来の最短撮影距離70cmよりぐっと近接撮影が可能となります。
絞り開放では少し緩い描写です。撮影距離によっては背景にグルグルボケが出ます。
f5.6まで絞るとAPS-Cの画面全体とてもシャープに結像します。f8ならフルサイズ全面良好な解像を示します。
以下 f8での撮影です。
部分を切り取ってみます;
私には十分満足できる精細感です。緻密な描写ですが、カリカリした印象は受けません。
このレンズ α7で使用しても周辺部の色づきはありません。ミラーレス機との相性も良好で使いやすいレンズです。
「ズマロン35ミリは逆光に弱い」というコメントがネット上で散見されますが、それはおそらく「f3.5のズマロン35ミリ」のことで、
このレンズに関しては適切にフードを使用している限り逆光でも問題なく描写します。