人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2014 フォトキナで一番気になったカメラ

これです ↓
2014 フォトキナで一番気になったカメラ_a0063552_1045351.jpg
パナソニックのルミックス LX100。

ズームレンズ固定式のコンパクト(?)デジカメ。24-75ミリ相当の画角の明るいズームレンズ。
マイクロフォーサーズ撮像素子と言っていますが、実際は縦横1割ほどクロップして面積的にはマイクロフォーサーズの8割、画素数も1280万画素と 現行マイクロフォーサーズの1600万画素の8割。
つまり画素ピッチは現行のマイクロフォーサーズと同じです。おそらく高感度特性なども現行のマイクロフォーサーズ並み。
対角画角一定のマルチフォーマットのようです。切り替えもレンズ鏡胴のレバーで機械式(自分にとっては好ましい)。

自分は画素数は1千万画素もあれば十分と思っているので、画素数に関して不満は無し。

競合品はキヤノンやソニーの1インチ2千万画素のコンパクトデジカメ。これらと比べて 撮像素子面積は1.6倍、画素数は反対に0.6倍強なので、画素当たりの面積は2.5倍。おそらく描写はLX100の方が好ましいと予測しています。
(ソニーの1インチ機RX100の画像もあちこちで見ていますが、あまり画質がよいとは感じない)

撮像素子に関しては問題無さそうなのであとは「レンズの描写力」がどれくらい? マイクロフォーサーズでライカ銘を関しているレンズはまだ3本しかない(15/1.7、25/1.4、 そしてマクロ45/2.8)。それなりに描写に自信があるのだろうと思います。それにマイクロフォーサーズ用標準ズームでf1.7~2.8のものは未だ存在しないので この明るさは魅力的です。

レンズの描写が良ければ 旅行にはこれ一台で済みそうです。パナソニックの12-35/2.8にがっかりして オリンパス12-40/2.8に行きそうだったのですが....LX100登場でこちらに関心が移っています。

4K動画搭載、そこから8百万画素の静止画も取り出せる(=高速連写機でもあります)、AFが高速などの魅力もあります。操作系は従来のパナソニックのコンパクトデジカメと違って、むしろ富士フイルムのXシリーズ上級機に似ています。シーンモードなどが不要な人にはこちらのほうが好ましい操作系でしょう。

ボディサイズは 同じパナソニックのGX7より少し小さいですね。
2014 フォトキナで一番気になったカメラ_a0063552_1355366.jpg


少し気になる点は...
- 紹介記事では手ぶれ補正内蔵とあるが、レンズにはその表記がない。ボディ内手ぶれ補正?
- シャッターがフォーカルプレーンかレンズシャッターか? コンパクトデジカメの利点の一つは「シャッターショックの少ないレンズシャッター」にあると考えているので、LX100はレンズシャッター機であってほしい。
- バッテリーは従来機と互換性がある型番なんだろうか? パナソニックはバッテリーの互換性については冷淡だからなぁ。。。

今年のフォトキナではニコンからD750、キヤノンから7DMk2も発表されました。良いカメラだと思いますが 高速移動被写体を撮らない自分には魅力を感じません。一度ミラーレスの小型軽量になれてしまうと、フィルム機のライカMタイプでも大きいなぁと感じてしまいます。
by salgadou | 2014-09-22 11:09 | コンパクトデジタルカメラ

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou