α7で遊ぶ28ミリレンズは...?

FEマウントの純正レンズもまだ35ミリと55ミリ、ズームの28-70ミリしかありません。なので単焦点の28ミリをα7に着けて撮影したいという人も出てくるでしょう。

で、あなたなら以下の中からどのレンズを選びますか?

a) リコーGR 28ミリf2.8
b) ミノルタGロッコール 28ミリf3.5
c) ミノルタMロッコール 28ミリf2.8

それぞれ高い評価を得たレンズなので、どれが駄目だと言うこともないのですが、自分ならMロッコール28ミリを選びます。

aとbはレンズ後玉がフランジ部分よりカメラ側に突きだしています。もともとコンパクトフィルムカメラ用に設計されたので、ボディからの突き出し量を少なくするためこのような設計になったのではないかと思っています。

自分はGR28ミリは使ったことがないのですが、Gロッコール28ミリf3.5は15年ほど前に使っていました。中心部はカミソリのように切れ味の良いレンズですが、周辺部の光量の落ち込みがかなり激しく 独特の描写でした。同時期にMロッコール28ミリf2.8も持っており、結局Mロッコール28ミリを手元に残し Gロッコール28ミリは手放しました。

現在ではGロッコールの人気が高く 中古相場でもGロッコールが9万円前後、Mロッコールが6万円台で出ています。

Webにもα7/α7Rで上記のレンズを使った作例が上がってきていますが、リコーGR28ミリとGロッコール28ミリは フィルム以上に周辺部の減光が大きいように思えます。斜入光についてフィルムほど許容度がないデジタル撮像素子なので 仕方ないのでしょう。斜めに光が入れば それだけ結像も甘くなります。

あえてそのような描写が好みの方なら問題ありません。

一方 周辺まで均質な描写が欲しい・周辺部の色づきは出来るだけ避けたい...と言う方には個人的にMロッコール28ミリをお勧めします。中古価格も割安ですし。
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@f5.6

開放f2.8ではさすがに像が甘いです。現在の非球面レンズを使った最新設計レンズのようには行きません。中心部はf4で十分鮮鋭になります。f5.6に絞ればAPS-Cカメラなら十分周辺まで満足のいく画質となります。f8でフルフレームでも(ほんの四隅を覗いて)良好な画質となります。

周辺部の色づきはありません。このレンズは後玉がフランジ面より突きだしてない設計です。斜入光の度外が少ないのが寄与しているようです。

このレンズには有名な持病があります。レンズの貼り合わせ材が良くないロットがあり、水玉のように白い斑点が出てきます。酷い物になると一面全部水玉模様が広がっていたレンズもみたことがあります。ミノルタはこの問題を認識して 90年代の一時期このような持病が出たレンズの修理を行っていました。
もしこのレンズに興味をお持ちの方が居られたら 店頭でレンズの状態をよく観察してください。現時点で水玉模様が出てなければ おそらく今後も大丈夫でしょう。修理されたレンズかもしれませんし 本来大丈夫なロットなのかもしれません。自分は90年代半ばに買い求めましたが 幸い良品で現在もクリアなガラスの状態を保っています。
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Commented by 美銀座美人 at 2013-12-31 18:21 x
α台風の火付け役の猿画堂さん
今年もいろいろお世話になり有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
それにしても破竹の勢いで猿画堂菌が繁殖していますね。
九州まで拡がってしまいましたもの。 \(^o^)/
Commented by salgadou at 2013-12-31 19:15
いえいえ 猛烈・美銀座美菌に比べれば その繁殖力などたかがしれているものでございます。
やはりもととなる栄養が違いますので、猿画堂菌などすぐに枯れてしまうのでございます。
来年もよろしくお願いします。買い物報告 待ってますよ~ (^^)
by salgadou | 2013-12-31 15:38 | レンズ | Comments(2)

撮影に使っている機材を紹介致します。


by salgadou